ごあいさつ

「京橋彩区」は、誰もが気軽に多彩な芸術文化にふれられる、まったく新しい街です。
「ミュージアムタワー京橋」、「(仮称)新TODAビル」という2つのビルの文化貢献施設と、
中央通りに沿った間口120mの広場から成り立っています。

ブリヂストン美術館から館名変更し、2020年1月に開館したアーティゾン美術館や、
若手芸術家の活動を支援するスペース、多目的イベントホールなどを整備し、
広場では様々なアート・文化イベントを開催します。
アート、デザイン、ものづくりの分野を横断しつつ、相乗効果を図ることで、
居心地良く、魅力的なアート空間を創出します。

東京・京橋は、江戸時代以来の文化を土台として、画廊や古美術商などが集まる、
歴史と文化の息づく町です。
街区の構想は、長くこの地に拠点を構える永坂産業と戸田建設がそれぞれのビルの建替計画を始めた、2008年にさかのぼります。
その後、中央区を交えた検討を重ね、2012年、都市再生特区による開発を目指すこととしました。
2015年9月に「芸術文化の拠点づくり」と「地域の防災力強化」を掲げて東京都に特区提案を行い、
2016年3月、都市計画決定がなされました。

時代や社会の変化に合わせて、街区と共に京橋の魅力も高めること。
そして、子どもから大人、ビジネスパーソン、観光客など、訪れる方々に、
芸術文化の魅力と居心地の良い時間・空間を体験してもらうこと。
そうした活動を通じて、私たちは、多くの方の楽しく、夢のある人生に役立ちたいと願っています。

株式会社永坂産業 戸田建設株式会社

構成

「京橋彩区」は、開発街区のうち、文化貢献施設部分の総称です。
「ミュージアムタワー京橋」低層部の「アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館、運営:石橋財団)」、「(仮称)新TODAビル」低層部の「(仮称)新TODAビル 文化貢献施設(運営:戸田建設)」、そして、建物外部の「(仮称)アートスクエア(運営:一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント)」から成ります。

構成

アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)*
運営:
公益財団法人石橋財団

65年以上にわたり培ってきた伝統を引き継ぎながら、新しい方向を目指しブリヂストン美術館が館名変更。「創造の体感」をコンセプトとして、古美術、日本近代洋画、印象派、20世紀美術、そして現代美術まで楽しめる美術館です。

*2019年7月アーティゾン美術館に館名変更

(仮称)新TODAビル 文化貢献施設
運営:
戸田建設株式会社

気軽にアートやクリエイションにふれられるギャラリー、アーティストやクリエイターを支援するコワーキングスペース、イベントホールを整備します。

(仮称)アートスクエア
運営:
一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント

中央通りに沿った、間口120mの広々として奥行きのある広場です。様々なアート・文化イベントも行います。

活動内容

アート・文化活動の
場づくり

多様な芸術文化施設を集積。訪れる方の好奇心が刺激され、新たな発見や楽しみを見出せる場を創出します。

アート・文化イベント
の開催

街区全体で多彩なイベントを開催。2024年のグランドオープンまでは、イヤーイベントや文化講座を行います。

若手クリエイターの
活動支援

若手クリエイターの作品制作や発表の場を提供。イベント活動への参画もサポートします。

特色ある複数のカフェ

アーティゾン美術館内の開放的なカフェをはじめ、個性の異なる複数のカフェを設け、居心地の良い場を様々なかたちで提供します。

テナントショップ群

ミュージアムショップやアート作品、デザインプロダクトを販売するショップで、展示作品に関連したグッズや工芸品等の買い物を楽しめます。

情報発信

ウェブ、印刷物ほか、様々なメディアを通じて、アート、デザイン、ものづくりの情報を発信していきます。