- Event Report -

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写真の見方

現代写真を楽しむための手引き

日時:

20220817 (水) 18:30~20:00

登壇者:

T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダー 速水 惟広 氏 72Gallery ディレクター 鈴木 雄二 氏

登壇者プロフィール

「写真」と聞いて想像するものはなんでしょうか。SNSで見かけた絶景、あるいは決定的瞬間。はたまた家族や友人と撮影した記念の1枚。広告、証明写真、監視カメラ、google streetview…あたりを見回してみると、写真はそこら中に溢れています。スマートフォンの登場により、1人1台カメラを持つ1億総カメラマンと言われた時代は、既に過去の話。今や、写真は社会のインフラそのものと化しています。写真の存在意義が変化しつつある中で、アーティストたちはどんな作品をつくり、そしてどのような作品が注目を浴びているのでしょう?写真の見方が変わったとき、世の中を見る目線が変わってしまう、かもしれません。

 

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登壇者プロフィール

登 壇 者

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    T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO(東京国際写真祭)ファウンダー 速水 惟広 氏

    東日本大震災の際、被災地での活動がきっかけとなり写真とアイデンティティの関係や、ソーシャリーエンゲージドな作品について考えるようになる。2017年より美術館のような場所だけでなく誰にでも開かれた公共空間におけるフォトフェスティバルとして「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」を設立。過去、手掛けた主な企画展にアレハンドロ・チャスキエルベルグ「Otsuchi Future Memories」(岩手県大槌町、2016ほか)。最近の活動に世界報道写真財団のJoop Swart Masterclass Selection Committeeメンバー(2020)、Photo Vogue Festival審査員(イタリア、2021)、Critical Mass審査員(米国、2021)など。

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    72Gallery ディレクター 鈴木 雄二 氏

    1973年 北海道出身。外資企業の専属フォトグラファーを8年担当。一年の半分は取材で日本全国の美術館、文化遺産や観光名所を撮影。「PHaT PHOTO」写真教室の講師を担当し11年目。現在は、TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHYに在籍し、72Galleryのディレクターを務め、フォトフェスティバル、写真展の企画やワークショップに関わる。

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