- Event Report -
第49回
暮らしの中の彩
漆芸についてのお話とワークショップ
2024/01/17 (水) 18:30~20:00
漆芸家/東京藝術大学 社会連携センター 特任准教授 今井 美幸 氏
縄文時代の遺物からも漆工品が発掘されるなど、漆芸技法は長い歴史の中で、時代とともに変化を遂げて現代へ繋がっています。この講座では、漆芸に関する歴史や素材についてのお話とともに、漆芸技法を使用し、木地のお皿に色漆で絵やサインを入れてオリジナルのお皿の制作をしていただきます。漆芸技術を体験することによって、より漆芸を身近に感じていただけましたら幸いです。(漆に被れないように注意して取り扱っていただきますが、まれに被れることがあります。
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登 壇 者
漆芸家/東京藝術大学 社会連携センター 特任准教授 今井 美幸 氏
東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸研究領域修了。雨の降る様子や木漏れ日の光などの自然現象、木や花など自然のモチーフをテーマに、主に乾漆技法を用いて軽さと使いやすさとともに生活に溶け込み、日々を彩ることができる作品作りを行なっている。Diplomarbeiten Paris・SanktPetersburg・Hangzhou・Kanton・Tokio/Museum für LackkunstやAsian Lacquer Craft Exchange Research Projectに参加し、国内外で展覧会や制作研究を行う。現在、東京藝術大学社会連携センター特任准教授、日本文化財漆協会理事を務める。